あなたと約10年は生活を共にする冷蔵庫。選び方のポイントはご存知でしょうか?
この記事にたどり着いた方は
- 「10年使うものだから、冷蔵庫選びで絶対にしくじりしたくない」
- 「なんでこのモデルを買ったんだろう?と後になって悔やみたくない」
という気持ちをお持ちなのではないでしょうか?
そこで、本記事では
- 冷蔵庫選びにおいて押さえておくべきポイント
- 意外とやってしまいがちなうっかりミスを防ぐ方法
をご紹介した上で5大メーカーの特色をズバッとお伝えしていきます!
読み終えるころにはあなたにピッタリのメーカーが見つかっていることをお約束します!
長ったらしい解説は省いて、重要なポイントだけをギュッと凝縮しています。サクッと読めてしまうボリュームとなっていますので、ぜひお役立てください!
選び方のポイントの解説&それを踏まえた上でおすすめできる冷蔵庫はこちら!

冷蔵庫の選び方で超重要な3つのポイント
まずは、冷蔵庫選びの超重要ポイントである
- 「容量」
- 「ドアのタイプ」
- 「省エネ性能」
について解説します。
大は小を兼ねる!迷ったら大きめのサイズを選ぶべし
冷蔵庫を買うとき、まず初めに検討するのは「大きさ」ですよね。
以下の式に合わせて計算すると、家族の人数に適したサイズの目安を知ることができます。
70L×家族の人数+常備食材100L+予備70L
(例)4人家族の場合
70L × 4人 + 100L + 70L =450L
だいたいの目安は知ることができるとはいえ、どれくらいのサイズにしようか迷うという方もいらっしゃるかと思います。
しかし、収納スペースが狭くて困ることはあっても、「あちゃ~広すぎた…」と後悔している人の話は聞いたことがありません。
迷った時には、目安となるサイズより一段階大きめのものを選んでおいた方が良いですよ!
ドアのタイプはどんな間取りにもマッチする「フレンチドア(観音開き)」がオススメ
冷蔵庫のドアの開き方にはいくつかの種類がありますが、オススメは中心からガバっと開く「フレンチドア(観音開き)」です。
フレンチドア(観音開き)の魅力は「使いやすさ」と「省エネ性能」、「デザイン性」。
- よく使うものをドアポケットに入れておくと、片側を開けるだけで簡単に取り出せる(冷気も逃げづらく省エネにもなる)
- 正面からガバっと開けられるので、冷蔵庫の中が見やすい
- 見た目がスタイリッシュ、お洒落
- どんな間取りにもマッチするので引っ越しの際も安心
など、多くのメリットがあります。

マイホームや分譲マンションをお持ちで、間取りが変わる予定のない方は片側開きでも良いかもしれませんが、転勤などでこの先引っ越しの可能性がある方には特にフレンチドア(観音開き)がオススメです!
省エネ性能は年間電気代×10年で比較しましょう
冷蔵庫の買い替えの目安は10年ほどと言われており、一度買ってしまえば長い付き合いになります。
冷蔵庫は常に電源を入れておかなければならないので、電化製品の中でも特に大きな電力を必要とします。
電気代に関しては統一規格が設けられていますので、簡単に商品ごとの比較が可能です。
年間電気代の目安が表示されていますので、向こう10年分ぐらいを計算してみるとわかりやすいですよ!
冷蔵庫本体の価格が少々高くても省エネ性能が高いものを選んだ方がお得になるケースも多いので、しっかりとチェックしておきましょう!
冷蔵庫選びのうっかりミスを防ぐ3つの注意点
次に冷蔵庫を買う際のうっかりミスを防ぐ方法をまとめていきます。私が冷蔵庫選びでダサい失敗をしたのは以下のポイントのチェック漏れが原因でした・・・。
しっかり確認しておいてくださいね!
玄関、エレベーターなど搬入経路は大丈夫ですか?
冷蔵庫を搬入する際は、本体のサイズに加えて最低でも10cm程度の余裕が必要となります。
玄関、階段、エレベーター、通路などなど、搬入経路の広さは事前に確認しておくようにしましょう!
冷蔵庫には放熱スペースが必須!実際の寸法より広いスペースを確保できますか?
冷蔵庫の設置場所には「放熱スペース」が必要です。
設置場所には本体のサイズより
- 左右に2cm程度
- 背面に10cm程度
- 上部に5cm程度
のゆとりが必要となります。(※メーカーやモデルによって多少の誤差があります。)
「上の段に手が届かない…」とならないよう、高さにも気をつけましょう!冷蔵庫の高さも意外と見落としがちなポイントです。
横幅がスリムなタイプがよく売れているのですが、スリムタイプは容量を確保するために背が高いものが非常に多くなっています。
「旦那さんに冷蔵庫の買い替えを丸投げしている奥様!」
「家具家電は自分で決めたいこだわり派の旦那様!」
購入を検討している冷蔵庫は家族にとって使いやすい高さでしょうか?
あなたにピッタリの冷蔵庫が見つかる!5大メーカーの特徴解説
さて、ここまで読み進めて頂いた方は冷蔵庫の選び方、失敗しないポイントがわかったはず。
お次は日本国内で冷蔵庫販売のシェアを競い合う5大メーカーの特徴を解説していきます。
細かい機能まで全部紹介すると重複も多くなってしまい、逆に混乱させてしまう恐れがあるので、それぞれのメーカーの特色にのみスポットを当てていきたいと思います!
上質なデザインと微凍結パーシャルが特徴の「パナソニック」
パナソニックの冷蔵庫はインテリアとしての美しさが追及されたデザインが特長です。
- 光沢がありゴージャスな「ミラー加工」
- 光沢が抑えられており指紋も目立ちにくいシックなイメージの「フロスト加工」
があり、あなたのお部屋に合ったテイストを選ぶことができます!
さらにこだわり派の方はドアやボディーの色や柄を好きなようにカスタマイズできる、受注生産の「コーディネイトドア」もオススメです!
冷凍室のヘビーユーザーは「シャープ」がオススメ
シャープの売れ筋はドデカい冷凍室「メガフリーザー」付きのモデルです。
冷凍食品の買い溜め、食材やお料理を冷凍庫にストックすることが多い方には持ってこいとなっています。
冷凍室は3層構造になっており、保存したいもののサイズに合わせて整理できるよう配慮されています。
また、冷凍室は大きく引き出せるように設計されており、奥のスペースにしまったものでも簡単に取り出すことができ、使い勝手が抜群です!
「日立」の真空チルドは食材の鮮度が一味違う
日立の冷蔵庫といえば「真空チルド」機能です。
チルド室内を約0.8気圧の真空状態にすることで、食品の酸化を防ぐことができ鮮度がとても長持ちします。
食品を完全に凍らせないので、風味や食感も損なわれません。
また真空チルド室内は冷風が食品に直接当たらないようになっていますので、ラップをかけずに保存することが可能です。
お刺身やお肉、使いかけの野菜などもそのまま入れられるので、手間も省けますよ♪
ラクに楽しく!家事の負担を減らしたい方は機能性に優れた「三菱」
三菱製の冷蔵庫の特長は機能性に優れており、家事がとにかく「ラク」ということです。
棚の位置や広さ、角度など細部までこだわり抜いて設計されており、使う人の生活に寄り添う配慮に定評があります。
また、独自の技術「切れちゃう瞬冷凍」も料理の効率化に一役買ってくれます。
- 冷凍していたお肉を使いたい分だけ切って残りは再び冷凍
- ホワイトソースを使いたい分だけスプーンですくう
といったことが可能になり、1回分ずつ小分けにして冷凍するという手間が不要なんです。
お野菜好きから絶大な支持を得る「東芝」
お野菜好きの方には摘みたてのような鮮度を長くキープできる東芝製の冷蔵庫がオススメです!
野菜室内には水分を含んだ冷気が送られており、「みずみずしさ」「シャキシャキ感」が長期間損なわれません。
温度や湿度の管理だけでなく、野菜を老化させるエチレンガスの分解を促す技術も搭載されていますので、鮮度だけでなく栄養素も守ってくれます!
まとめ
最後にもう一度、冷蔵庫の選び方の要点をまとめますね。
【 冷蔵庫選びで重要なポイント3つ 】
- 迷ったら大きめのサイズを選んでおきましょう。
- 主流の「フレンチドア(観音開き)」が使い勝手も良くお洒落♪
- 省エネ性能は向こう10年の電気代で比較しましょう。
【 冷蔵庫選びのうっかりミスを防ぐポイント3つ 】
- 「買ったは良いが通らない…」がないよう、搬入経路の広さをチェックしておきましょう。
- 冷蔵庫には放熱スペースが必要。ゆったりと設置できるサイズであるかチェックしましょう。
- 使いやすい高さか事前に確認しましょう。スリムタイプは「のっぽ型」なので特に要注意!
以上のポイントを押さえておけば失敗知らず!
あとはお好みのメーカーやモデルをチョイスして快適な冷蔵庫ライフをお過ごしください♪